塗り替え時期について
塗り替えするにあたって、どうして塗り替えが必要になるのでしょうか?
塗装には耐用年数があります、塗料の種類によっては年数も様々なのですが
外壁用塗料の場合7年〜10年、高価な塗料になりますと15年もの耐用年数の
ものまであります。耐用年数を過ぎる頃には塗膜に異常が現れてきます。
■ 塗膜老化
- 艶がなくなる
- 旧塗膜が艶あり塗料を塗装してあった場合年数を重ねて徐々に艶が無くなって行きます、同時に撥水効果もうすれていきます。
- 色あせ
- 彩度がおち、変色してきます。日当たりの良い面と、日影の面の色が極端に差が出たり、まだらになることもあります。
- チョーキング
- 表面が粉っぽくなり、手で触れると手に粉が付着するようになります。
- クラック
- ひび割れが発生し、ひび割れから雨水や水分が入っていくことになり家の下地までもが影響するようになります。
- 塗膜剥離
- 塗膜が剥がれた状態です。クラックなどから雨水や水分などが入り込み、北海道などの北国では特に冬、昼間プラス気温で雪解けや、みぞれ、雨がクラックから入り込み夜になると凍りますね?そうなると水は体積が増え膨らみます。こんなことが繰り返されて膨張し爆裂して深いところから剥がれて落ちたりします。こうなるとサイディングですと張替えしたほうが良い状態ですね。モルタル壁でも補修が困難な状態になります。