住宅塗装の施工例

 

■トタン屋根塗装例

 

・下地処理(目荒らし)

当店では、必ず目荒らし作業を致します。

この作業は旧塗膜に傷をつけ、塗装の足付けをする作業で、

実際に塗装をする手間よりも遥かに重労働で根気の必要な作業です。

密着の優れたエポキシ系の錆止塗料を使用してますが、

さらに密着力を高めるためには削りたくない工程なのです。

塗装面の埃を清掃後、次の工程に進みます。

お客様のご要望がありました場合は高圧洗浄致しますが。

当店では屋根の水洗いは勧めておりません。なぜなら

屋根を高圧で洗いますと、折り返し部分などに水分が挟まり内部まで乾燥するには

数日かかると言われてます、もし洗浄した場合は完全に乾燥するまでは

錆止め塗装は行えません、数日乾燥を待つ間に錆を擦って落としたところに夜露などの

影響でまた錆が出てることがあるので。目荒らし・錆落としの後は

ブロアという道具でホコリや錆を吹き飛ばしすぐに錆止めを塗布したいものです。

 

 

・錆転換処理

軒裏付近や雪止めを外した箇所は痛みが激しい事が多いので、

錆転換処理剤を使用し塗面に残る錆を酸化の進まない安定した状態へと転換します。

この作業は小面積、部分的なものであればサービスで施工しております。

下記の写真は当店で使用している錆転換剤です。

船舶業界で広く使われ。 横浜市のプール施工、東京都水道局の指定商品であり

タンカーなどにも使われてる塗料です。北海道の塩カル問題で開発されたと言われてます。

車両のレストアにも定番になってきてる錆転換処理塗料です。

テロソンコーポレーション 必殺錆封じ

 

・下塗り(2液型エポキシ錆止め塗料)

密着の良いエポキシ系の錆止めを塗布します。

硬化剤・シンナーの分量はメーカー基準の規定に準じ

軽量カップやはかり等で測定し調合します。

硬化剤やシンナーの分量を正確に調合し使用しなければ、

塗膜の耐久性能などに支障がでます。耐久性・対候性重視で施工してますので

キッチリと計量し。メーカー基準の使用量を守り塗布いたします。

 

 

・上塗り二回塗り(2液型シリコン塗料・2液型ウレタン塗料)

錆止めが完全硬化後、上塗り塗装を致します。こちらも分量を正確に測り

調合します。メーカー規定の使用量を守り塗布いたします。

錆止め

中塗り

上塗り

と全部で3回塗装致します。

こちらは完成写真です。

 

 

 

 

 

■外壁塗装例(アルミサイディングの場合)

・下地処理(目荒らし)

汚してはいけない窓などをマスキングいたしまして、

外壁の場合も下地の状況により目荒らし作業を行います。

アルミサイディングはメンテナンスフリーと昔から言われてますが、

軒下付近などは白くブツブツになり、さらに痛むと赤錆が発生し

穴が開くこともあります。

清掃後次の工程へ進みます。壁を水洗いする場合は切れているコーキングなどを打ち変え、

または補修してからの作業になります。

 

・シリコンシーリングの処理

アルミサイディングの場合、結合部、開口部にシリコン

シーリングされてることが多くそのまま塗装しても

必ずといっていいほど剥がれます。

そこでシープラベースというプライマーで処理を致します。

 

・下塗り(エポキシ系に2液型錆止め塗料)

 

シープラ処理硬化後、前面に錆止め塗料をこちらも正確に硬化剤・シンナーを

調合しメーカー基準量を塗布します。

 

・上塗り(低汚染型2液シリコン塗料・低汚染型2液ウレタン塗料)

錆止め完全硬化後、上塗り作業に移ります。

当店では弱溶剤型低汚染塗料を使用してます。

独自のセラミック複合技術による超低汚染塗料で雨水で汚れを流す塗料。

SK化研のクリーンマイルドウレタン

 

 

 

完成写真です。